ネタバレ映画感想 アクアマン
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原題 Aquaman
監督 ジェームズ・ワン
DCコミックのキャラたちが同じ世界観を共有する「DCエクステンデッド・ユニバース」作品ということで皆さん期待大なんじゃないでしょうか。
正直アクアマンというキャラがよく分かっていなかったですが、今作でほとんどみんなアクアマン好きになったでしょう!
キャラの良さもさることながら、映画の出来がとてもよかった!!
いろんなジャンルっぽさを含んだヒーロー映画でした。
ヒーロー映画としての面はもちろんですが、アドベンチャー的展開やホラー的な展開とか一本で何度もおいしい。
それだけバラエティーに富んでいながらそれぞれちゃん楽しめる場面作りができていて監督のうまさが存分に出ていたんじゃないでしょうか!
勉強不足でワン監督の作品を観たことがなかったのですが、噂通りの凄い監督で一気にファンになりました!
始まってすぐの海賊の下りからアクションがとてもよかった。
アクアマンの相手を殺さない戦い方が彼のキャラ説明にもなっていてうまかったですね。
海賊の親玉は死んでしまったけれど、人を殺した人間を直接手を下さず海に任すっていうのは殺しにはならないと思うのでノーカンで(笑)
そして残された海賊はがっつり逆恨みで、このシーンは無理やり悪役作りにいってる感が凄くて先が不安になりました。
そしてOPタイトルの場面めちゃめちゃ印象に残りましたね…
海の王に覚醒したアーサーの後ろに魚たちが並びそろい、それに対比する形で人間たちが壁に並ぶ。
魚たちの王でありながら、魚たちとの間には壁があり人間の側にも立てる存在。
まさにアーサーの説明のショットになっていてうまい!
そしてその魚たちの奥には… Aquaman !! この場面でめちゃめちゃテンション上がりましたね。
アクアマンのジェイソン・モモアとても合っていて彼以外はちょっと考えられないってとこまで持っていってましたね。
派手な動きを納得させる肉体に、いいやつ感がにじみ出ていてぴったりでしたね~
次にジャスティスリーグでみんなが集まるときどんな振る舞いを見せてくれるか楽しみです!
ヒロイン、メラのアンバー・ハードもとっても役に合うだけでなく、カップルとしてもアクアマンにお似合いでした。
体のキレがよかったし、紅い髪が似合っていてカラフルなアトランティスの世界や色の少ない地上の町でもしっかり存在感が出ていて、映えていました。
町での戦いの場面も印象に残りましたね。
ワインの槍とか明らかに「あ、これやるな」ってわかっていても画としてとってもいい!
壁をぶち抜いて前進していく兵士も片付ける方の身になってくれよって感じで面白くてヒヤヒヤするいい画でした。
終盤の何回かあったアクアマンの決め画もよくて面白い画をつくるのがうまい監督だなと偉そうですが感心しました!
といった具合で言ってるとキリがないですね。
最近の暗め・リアルなヒーロー映画とは違って頭空にして楽しめる、だけどもいろいろ考えて見れる映画でした!
シャザムとか後に控えている映画も期待ですね。
MARVELに負けず、DCもどんどん盛り上がっていってほしいですね!!
☆4/5