2019年12月 こんなブログでもGoogleAdsenseの審査に通りました!
適当にやってはいますが一応の目標にしていたグーグルアドセンスの審査に通ったので少し前のことですが記事に残しておきます。
事前準備としてはてなブログプロにしてプライバシーポリシーとお問い合わせのページをつくってます。
時系列としては…
2019年12月
1日 最初のアドセンス申請
17日 2回目のアドセンス申請
18日 アカウントを有効にしましょうのメール
19日 3回目のアドセンス申請
26日 審査通りましたメール!
雑に一年間くらい続けてきたこのサイトですがそろそろ申請してみるかとおもいたった12月1日に最初のアドセンス申請をしてみました
結果は割とすぐに届いて驚きましたね。
内容は「問題を解消していただく必要がございます」メールだったわけですが…
しかしそうなることはなんとなくわかっていました!
URLを打ち込む段階で正しく打っているはずの自分のサイトが見つからないという状態だったんですね。
なぜそうなるか調べていくと…
お名前ドットコムで取得した独自ドメインをURL転送でいい感じに調整する必要があると分かりました。
調べるとすぐいろいろ出てくるので調べてみてください(汗)
いろいろ調整しているうちにちょっと日が空いて2回目のアドセンス申請をしました!
すると翌日こんなメールが…
今までのパターンと違うメールが来ただけでちょっと嬉しい(笑)
これも調べてみるとグーグルアカウントの名前等が消えていたりするとのことで自分も名前が消えていたので名前をいれて放置しときました!
するとまた問題解消してねメールが…
いけんじゃねかと油断していたのでちょっとショックでしたね~
めげずに半ばやけくそですぐ再申請させていただきました!
送ったはいいが今回は全然返事がこない!
なかなかこなくて毎日気にしながらもどうしたらいいのかな~なんて考えていると
ついに!
めっちゃ驚きましたね!
こんなブログで審査に通るとは…
みなさんも臆せずにどんどんやってみましょう!!
なんとなくの流れしかなくて参考にならなくてすみませ~ん
ネタバレ映画感想 パラサイト半地下の家族
原題 Parasite
監督 ポン・ジュノ
去年から公開楽しみにしてた作品がついに公開ということでいって参りました。
都会の方ではちょっと前に公開してたみたいでうらやましい限りです…
いや~新年一発目でこんなに面白い作品が観れて大変嬉しいです!
とても満足。
ひとつの作品の中に前半と後半でジャンルが変わってしまうくらいの変化があり且つ世の中を反映したような映画になっていてとても楽しかったです。
前半パートは始まりから少しの間は主人公家族の正に半地下の生活が描かれていくわけですがその困窮ぶりをみせられているので後の行動に対して少し寛容な気持ちで観れました…
周囲のWi-Fiをもとに携帯を使い、消毒ガスをわざわざ家に引き入れて便所コオロギたちを駆除しようとしたり彼らの言動等からこの一家をよく知れて楽しい描写がたくさんでしたね~
話が進んでくると長男がお金持ちの家に家庭教師をしに行きますね。
家庭教師先のお宅に進む時には十分に描写された主人公らの狭い家を狭い通路を使って外にでるそして広い通路を上がってさらに階段を上がって家に着くと目一杯に降り注ぐ太陽、2つの家庭の住む世界の違いを丁寧に描写してくれてなんだか家に入る前から金持ちであることを納得してしまいます。
真面目に家庭教師をすると思いきや!
次から次に嘘をつき家族全員を雇ってもらおうとするわけですが、ここからさながらケイパーもののように華麗な計画が遂行されます。
このへんの楽しさは言わずもがなですね~ちょっと無理があるような計画も最早笑いどころとして観れる勢いのよさ!楽しいですね。
見事全員仕事をもらってよかった~と油断しているとそう簡単には行きません…
前家政婦の「忘れ物」を追って隠し扉の地下に降りるとまさかの先輩的パラサイトが!!
この場面はとんでもない扉を開けてしまったんじゃないかとかこれから何が起こるんだとめっちゃテンション上がりました!
こういう話がひっくり返ってしまうような展開ってとっても楽しいですよね~
このパラサイト夫婦のことを隠す隠さないが大きな分岐点になりましたね。
冒頭から続くどこか品の無さがうかがえるキム家族が共生を選ばないのは納得できますがここで事実を隠し共生していく道を選んだらどうなるのか観てみたい惜しさがありましたね~
そして大雨の中命からがら豪邸を脱出し自宅に帰ると大雨で半地下の家は大惨事、それぞれが物を持ち出しますがあまり持ってく物が無いことも悲しく見えます…
いよいよラスト悲劇の誕生日会。
ここにいたるまでの細か描いて映画内で貯めてきたものが大爆発したような展開!
殺人の決意をする長男に散々陰口を聞かされたりいろんな出来事にどこかうつろな父親、地下の男もモールス信号のために打ち付けた頭が血だらけで明らかにやばいこと起こります状態!!
全員の行動や配置がかみ合い凄惨な現場になりますがここが一番の山場になりますね。
刺された娘には誰一人助けの手を差し伸べてはくれない、自分たち家族や地下男のことより車のカギが優先だという現実…そして社長が見せた地下男に対してのリアクション。
臭くとても近くには居たく無いと言わんばかりの顔、その地下男は自分と同じ存在だと思い知らされるのです…
とてもただ悲しいの一言で表せるようなものではない場面にちょっと泣けてしまいましたね。
父親の感情が爆発?それとも完全に堕ちたともいえる状態で父親は社長を刺してしまいましたね。
最後には息子が父親との再開のために金を稼ぐんだと誓う様子が見て取れますがなんともその願いは叶わない気がしてなりませんでした。
といった感じでしたがいいところいっぱいでしたね。
長男や父親とかが昔スカウトやってたとかダソンは昔幽霊でぶっ倒れたことあるとか匂いについてしっかり序盤から前フリを始めていたりいろんな描写が丁寧かつ伏線になっていて展開を納得しやすくうまいと思いました。
音についても好転しそうな場面でありながら音楽は不穏な物であったりうまいことこちらの感情をコントロールできるようになっていたと思います。
貧困層をわかりやすく地下の人間としそれに対していかに周りの人間や政府は無関心であるかとか韓国の状態は知らないですがきっとそれを反映してつくっているのだと思いますよね。
パルムドールも納得の傑作映画でした!
最初から最後まで面白かった~
☆5/5
すごく普通な映画ランキング2019
たいした知恵も無いのでざっくりと!
今年も一年が終わるということで劇場で観た映画を申し訳ないですがランキングっぽく紹介します!
今年は忙しい時期があったりであまり映画館に行く事ができませんでした…
一年間で47作品観させて頂いた中で切り悪く上位7作品でいきます
第7位
- 名探偵ピカチュウ Pokemon Detective Pikachu
この作品は自分にとってドストライクな要素の集まりだったのでとても記憶に残っています
ポケモン世代?的なものでポケモンやりながら成長してきた人生なので「本当にあの世界が広がってる!!」と画だけで大変興奮しましたね~
それぞれポケモンごと生活に溶け込んでいてよく考えていること、エンドロールでゲーム版のキャラ絵で紹介があったりと原作であるポケモンへの大変なリスペクトを感じてエンドロールで号泣してましたね(笑)
そしてピカチュウの声がライアン・レイノルズで私のようなライアン好きにはたまらないものだったんじゃないでしょうか!
ストーリーの絶妙なひねりがありつつもスッキリと終われて良かった。
吹き替え版で観ていたら全然違う評価になっていたでしょう!
第6位
- キャプテン・マーベル Captain Marvel
観る前は正直エンドゲームの前座程度にしか思っていなかったのですが完成度にビックリしましたね~
ブリー・ラーソンのカッコよさや強さを納得させる佇まいも良かったですがストーリーが大変練られていて驚きました!
なんとなく今の時代を反映してるというか敵だと思っていたものが味方、味方だと思ってたものが敵となる入れ替わりがあったり。
敵だと思っていたスクラル人の見た目をガッツリ宇宙人ぽくして味方は人そのままといった感じで画的に善悪を作ったりしていましたね。
真実を知ればここまでの印象はガラリと変わるところに人間の主観が危ういものであるかそしてスクラル人は住む場所を探す移民的なキャラでもあること。
一番好きなのは主人公がただ力を持っただけではなく常に彼女は逆境に立ち向かってきたからヒーローになれたというロジックでした~
第5位
- ドクター・スリープ Doctor Sleep
シャイニングの続編が長い時を経て公開されましたね。
前作から考えるとちょっと毛色が変わっていましたがそれでも前作を踏襲している造りだと思いましたしシャイニングの冒頭なぞりシーンはまじでニヤニヤしちゃって仕方なかったです(笑)
音楽、画、出演者とか全部のレベルが高いと感じる作品でした。
雰囲気がとても好きでずっと観ていたかったです。
第4位
- ワンスアポンアタイムインハリウッド Once Upon a Time…in Hollywood
これも雰囲気が好きな映画ですね。
ストーリーに爆発的な面白さは無いですがず~と面白くなによりディカプリオとブラピが同じ画にいることの凄さ!!
そしてタランティーノ監督が映画館で観る映画を大事にしていると感じるような普通の映画では短く切るであろう長さの編集とか画の渋さとか大変楽しかったです。
過去の映画知識とかいろいろ詳しければ詳しいほど面白くなると映画なので観た後はいろいろ調べたくなりますね~
どうせ(いい意味で)最後にめちゃバイオレンスなシーンくるだろうないつだろうなと構えていたので最後の犬絡み乱闘とても楽しかった!!
第3位
- アベンジャーズ エンドゲーム Avengers:Endgame
長年続いてきたMCUの大きな区切りとなる作品でしたね。
とにかく最高の「アッセンブル」で観終わった後服の前面が涙でびっしょりになってました!これ以降こんな体験ができることは無いと思います。リアルタイムで少しづつ映画を観てきてついにここにたどり着くことができるってことが幸せだとわからされましたね~
エンドロールの初期メン特別紹介は感謝とお別れ感とかいろんな感情が溢れてボロボロに泣けてしまった!
最高でしたがやはりこうなる為にはたくさんの関連作品を観ていないといけないこと、この映画一本ではどうかを考えると3位になりました。
第2位
- マローボーン家の掟 Marrowbone
あまり公開館数が多くはなかったと思うので知名どでは他の作品に劣るかも知れませんがあなどるなかれ!チラシや予告のB級感は全然無くめちゃくちゃ面白い。
とにかく前情報を入れないで観に行くべき映画でしたね~起きることの多くが伏線だったりするのでとにかく目を凝らして観てほしい!
万が一にもこれによってこの作品を知る方がいらっしゃるかもしれないので内容にはほぼ触れません、一本でいろんなジャンルを味わうことができてとても良くできています。
第1位
- ジョーカー Joker
予想通りで拍子抜けって感じかもしれませんがやはり今年はこれ!一位と二位でちょっと迷うくらいだったので多くの方々が今年のベストに選ばれるんではないでしょうかね~
ジョーカーに共感を持たせられたと思ったらそもそもこいつは狂ってると突き放してみせたりそれでいてコメディを決して忘れません。
脚本のうまさはもちろんですが主演のホアキンが凄すぎて今年の賞レース関係は勝負にならないのではと思っちゃいますね!
まるで今の世界を反映したような映画で、ここまで過激は良くないですが大きく世界を変えるような人がこんな感じで出てきてくれたらいいなって思ってしまう…
ジョーカーが言った善と悪なんて主観じゃないかってセリフは凄く記憶に残りましたね。
とても簡単なまとめ方でしたがこんな感じでした!
みなさんはどんな映画が心に残ったんでしょうか~
来年はもっと多く観れるようにしたいと思ってます。
来年もいろいろ楽しみだ!!
ネタバレ映画感想 スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け
原題 Star Wars:The Rise of Skywalker
監督 J・J・エイブラムス
2015年から始まった新たな三部作の最後の作品ですね。
二年に一作のペースで年末になると公開される習慣になっていてたのでいよいよ一年も終わりか~ってなりますね。
前作の「最後のジェダイ」がめちゃくちゃつまらなかったので若干SW熱が下ってましたが、結局公開してすぐに観に行ってしまうんですよね…
まだここから面白くなる可能性に期待して観に行ってきました!!
観ている間はライド感があり、ハン・ソロとかルークとか旧作のキャラが出てきてなにかする度に興奮していましたが冷めるシーンとか展開とかで「あれ、あんまり面白くないな…」くらいの気持ちでしたが観終わった後にいろいろ考えだすと、やっぱつまらなかったという感想です。
期待していなかった分ショックは少ないですが、この三部作はなんだったろうかと思ってしまいます。
大きな要因として
- 登場キャラ全てに魅力が無い
主要キャラ達みんなの悪い部分ばかり目についてみんなのこと好きになれなかったです。
特にフィンはなんのために存在したのかがまるでわかりません
特別役に立つわけでもなくただうるさいだけだし、前作の評判の悪さからかキスしていたのにローズとはいまいち絡まないキャラになっちゃったり…
フィンとポーは合わせて一人のキャラにしてほしかったです。
あとC-3POに対する風当たりの強さは観ていて本当に不快でした。
- とても薄いお涙頂戴みえみえの展開
ここまで二作品をやってきていよいよ完結に向けて動かなければいけないはずなのに、今更新キャラ・新惑星をポンポン出してきてただただ話が長くなっただけという体たらくぶりです。
新キャラとかが出ること自体は普通ですが、ポーの知人だったりフィンと同じトルーパー抜けに偶然にも出会うとか今更すぎないでしょうか?
この展開をみて最後にみんなで集合して力を合わせよう!ってなるのみえみえじゃないですか…
そういうことは前回までの2作品で土台をつくっておくものでしょう。
せっかく前作の最後が反乱軍の指輪をつけた少年とかだったのはなんだったんだろうとは考えずにはいられません。
新たなドロイドD‐Oも出てきた意味はほとんどない可愛さ要因で冷めに冷める…
本編に関係無いですが、同じディズニー傘下のあるMARVELがエンドゲームでやったような大集合展開のただの劣化版をやるとは驚きました!
向こうのやり方が良くできていただけに尚更ガッカリした。
本作は特にキャラの命というか存在が雑に扱われていたように思います。
c3poの重要なデータのために記憶が消えるとか実質的な死を匂わせる事をいっておきながら結構あっさりデータ復旧したり、ポーの知人死んだと見せかけて生きていたとか急に出てきた人が急に死んでしまってもこちらとしてはリアクションが取れない…実は生きてましたされても全然感動しないし。
チューバッカも死んだと思ったら生きてました!は嬉しいけどこちらの気持ちを煽るためにキャラを簡単にどうこうしないでほしいと思いました。
- 劇中で起きる事のルールが分からない
急にフォースに治癒能力が付与されたり、レイはフォースの修行中に浮いていたのにウェイファウンダーを求めてクライミングに近いことしたりとか!
フォースで浮くことができるならそれをやれば良くねとかいろいろあの時ああしていたのになぜ今そうなる!!ってもどかしくなりますよ。
- 画がいちいちダサい
レイの登場時笑いそうになってしまいました!
正に修行をしてますと言わんばかりに空中に浮きながらその周りに小岩が規則正しく漂うって今どきそんなのありますか!?
最後にパルパティーンとの決着が付く時もなんかその勢いで周りの建築物とか悪そうな人達(笑)も一緒に総崩れするのなんかまるでコントですよ~
ちゃんと見たことはないですがドリフの音が頭よぎって楽しかったです!
書いてて気分が悪くなってくる…
だれか読んでくれる人がもしいて気分を害したらすみません
ベン・ソロがなんとか帰ってきてくれて大変嬉しかったです。
もっと生きていてほしかったしキスはしないでほしかったな~
JJはいつもフィーリングというか企画イメージはいい感じの出すけど中身は果たしてそれにともなっているか?みたいな印象が強くなりました!
スターウォーズはポンポン新作やらずにゆっくり休んだ方が良さそうですね。
☆2/5
ネタバレ映画感想 ドクター・スリープ
原題 Doctor Sleep
監督 マイク・フラナガン
あの有名ホラー映画「シャイニング」の続編ということで、私はシャイニング未見だったので急いで家で見てから映画館に向かいました!
正直シャイニングは見終わっても「つまりどういう事だったんだ…」といった状態だったのであまり期待せずの鑑賞でした。
しかし!良い意味で裏切られた!
今年観た映画の中でも結構好きなヤツでしたね~
観に行って本当に良かった、映画館で観たほ方が何倍も面白いと思います。
なぜかと言えば音の使い方がとても良い!
観客の気持ちを煽る心音とか、急な静寂…いろいろうまくて音も楽しい映画でしたね。
最初にトゥルーノット達が現れる瞬間の枝の折れるポキッって音から楽しいですよね
枝の音はあんなに大きいのに彼らは動く姿を見せずにどんどん近づいてくるアンバランスさに気持ち悪さがマックスでした!
そしてもう一つは、画面の動きが多彩であったこと
急に角度が変わって横に傾いたり大きな引きの画があったり急に誰もいない方向にゆっくりカメラがパンしたりと映画館の大画面で見た方が大いに楽しめる画作りをしていたな~と
もっと言えば、主人公たちがあのホテルを目指すとき前作シャイニングの始まりをガッツリそのままやってくれてるとこいいですよね
あそこ見ながらめっちゃニヤニヤしゃいました…気持ち悪いですね(笑)
とざっとそんな感じでストーリーの話をしていくわけですが
前作を見た人の多くがきっと「話が変わり過ぎじゃね!」って思うんじゃないですかね。
私もそう思いましたがまあそれはそれよって感じですね。
ユアン・マクレガーがカッコよすぎてあまり気にならないです!
ダニーがトラウマと戦い乗り越えていく様は観客としても気持ちが入ります…
守りたい人のためにトラウマの根源を作り出したあのホテルに入っていくわけですがホテルやその中身が出るたびにテンション上がりますよね。
もっとアブラとゆっくり見て回ってほしいな~なんて思っちゃいます(笑)
ついに父親と再開しますが、父親があくまでもバーテンダーの「ロイド」として振る舞っている間は横顔、そしてついに本音が出て父親「ジャック」になると顔の全体で映るようになるといった表現とか撮影うまいな~と感心しましたね!
酒を断るダニーもえらい!!
終盤はホテルのおばけ達大集合で楽しかったですね~
おばけキャラ達が一斉に登場するのみてテンションあがるなんて滅多にない事ですよ!
ダニーは結局ホテルと心中しますが後に霊体になるって、見た人全員が、まあ序盤から思い始める人もいると思いますが「スターウォーズか!こんなんほとんどオビワンじゃねーか!!」と本編とは違う意味で面白い~
話の進み方自体はなんだかシャイニングをほんのり感じました。
一度大人と子供の能力者が実際に会って話す、そして別れてそれぞれ生活に戻るんだけどもやはり大人側が子供を助けに行きそして死んで師となる。
という流れはダニーとハロランの師弟的関係の成り立ちと似ていると思いました。
願わくばダニーには死なずに師になってほしかったですね…
メインクラスのキャスト達の演技も大変良かったですね
ダニーのユアン・マクレガーはもちろんローズのレベッカ・ファーガソンも記憶に残る演技でした。
そんな中で一際目を引くのはアブラ役のカイリー・カランさんですね
あの年で迫真の演技ありキャラの演じ分けありと驚かされっぱなしでした。
これからいろんな作品でお目にかかるんじゃないでしょうか!
あとハロラン役同じ人か?って疑っちゃうくらい雰囲気にてました!
そんなこんなでいろいろレベルが高い作品だったんじゃないでしょうか。
見た人同士で喋りたくなるし、前作を見返したくもなる。
とにかく全体に流れる雰囲気が好きです!!
☆5/5
ネタバレ映画感想 ターミネーター ニューフェイト
原題 Terminator:Dark Fate
監督 ティム・ミラー
大人気作ターミネーター2の正当な続編とまで言われちゃ見に行きたくなりますよね!
私もT2大好きなので観に行ってきました~
いままでやったT2以降の作品がなかったことになるって言われても、正直ジェニシスとかがあったのであんまり信用していませんでした。
しかし、これはもしかしたらこのまま三部作作られるかも!と思える程度には楽しめました。
と同時にいいとこわるいとこがあって粗い作品であると感じました。
まず
- ストーリーの整合性を考えるとちょっと納得行きにくい部分がある
T2で審判の日を回避したのに他のターミネーターが送られてくるというのは、あの世界には次元がいくつかあるとか解釈しないといまいち釈然としません。
であればもっといろんな敵がくるはずですしなんともイマイチ…
それでありながら、スカイネットに代わるリージョンなる敵が現れるのもどっちつかずで気持ちが悪い
今回送られてくる味方である、グレースは強化人間ですが、そんな技術や物資があるのか?と疑問を持たざるおえないです。
といった具合にもし三部作やるならこの先どんどんぐちゃぐちゃになるんじゃないかと思えるような設定の悪さ。
しかし無理にT2の続きを描こうとすれば仕方ないことですよね。
- キャラ達の位置関係が分かりにくい
事が起きたときに動く人数が多いせいか、どこにだれがいるのかが分からなくなることが多々ありました。
収容所の中、飛行機内での戦い、水中に最後の戦いといろいろだれがどの位置に?となってました。
特に飛行機内のアクションは重力が合わさって、全然分からない!
良いところもたくさんあって…
- サラ・コナーの本人キャスティング、ジョン・コナーが話の推進に使われていること
やはり過去作と同じ人が同じ役をやってもらえると嬉しいし、飲み込み安いです。
そして、物語中盤に明らかになる「ダニーは第二のジョン・コナーだ」という事実。
この点でグレース以外の主人公サイドのキャラ達が動く必然性が作られてよかったなと…
サラは失ったジョンに代わる守るべき存在、T‐800は過去に犯した過ちの贖罪、ダニーは未来を守るために戦うとか!
それぞれなんとなく一緒に行動してきたキャラ達の線が一点に集まっていく感じ気持ち良かった!
キャラ達の行動に必然性がないとイマイチ燃えたり入り込んだりできないので大事なことだと思います~
そんなこんなと書きましたが、結局のところ「これってまた同じ話してるだけじゃね?」って思ったりしてます。
なんならT 2の途中までを薄めて一本にしただけの焼き直しにすぎない…
いろいろ楽しめましたが、ターミネーターという大きなタイトルを使ってもう一儲け?みたいな気持ちを感じたりで「まあ、こんなもんか」って気持ちがあんまり盛り上がりませんでしたね…
☆3/5
IT イット THE END それが見えたら、終わり。
原題 it:Chapter Two
監督 アンディ・ムスキエティ
ホラー作品ながら大変話題になった前作から約二年がたち、続編であり完結編ということで、急いで自宅で前作を観賞し、流行に乗ろうと劇場に行ってきました!
正直前作はあんまり面白いと感じられなかったので、良くないと思った部分が変わってくれているといいな~って思いながらの観賞です。
結果から言えば役者達の熱演とペニーワイズのキャラクター性ってだけで、前作よりも面白くないと思いました…
何が良くなかったかというと。
- ほとんど前作の焼き直しにしか見えないストーリー
前作と一緒で話の流れが、一人が怖い目に合う→次の人が怖い目に合う。
の繰り返して全員怖い目にあったら集合してペニーを倒しに行く。
という前作で観た流れをもう一度見なくてはいけないんですよね…
なんとなくパターンが分かってしまっているので、「たぶんこうなる」がそのまま起こるだけで退屈でした。
- そもそもペニーワイズが怖くない
前作のペニーワイズは何者なのか、どこからどうやって現れてどこまでのことができるのか。
というすべてが謎のピエロが迫ってくるので怖さがあったと思います。
前作を経てペニーというキャラクターの底、みたいなものを知っているのでただの「噛みつき野郎」くらいにしか見えなくて怖くないですね…
前作でもそうでしたが、ペニーの演技が行き過ぎててむしろコメディに見えて笑ってしまうこともしばしばでしたね。
- ペニーワイズとは何なのかが結局分からない
前作からキャラクターの話を広げるだけ広げて結局イマイチ彼についての説明がないというのはどうなんでしょう。
チラシや予告を見ていると、ペニーワイズの成り立ちが作中で描かれるような印象を抱かせるものになっていたと思います…
ペニーの演技が良いだけに、だんだんペニーワイズになっていく姿とかをやってくれたらとても面白いと思ったので大変残念でした~
広げた風呂敷はしっかり畳んでほしいものです。
といった点でいまいち乗れなかったですね
演者達は大変良い演技をしていただけにもったいない…
ペニーワイズという分かりやすいアイコンがあるからみんなが見に行くだけの映画といった印象でした。
今作では怖い場面に持っていくときに、画や表現が行き過ぎてしまっていたのではないかとふと思いました。
ガラスの迷路を頭突きでやぶるシーンでは、もっと少ない回数で破れたり、スピードがもっとゆっくりであったりすれば恐怖をあおる演出として成り立つのではないでしょうか?
あんなにも頭ブンブンするし、なかなか割れなくて、「全然割れないじゃないか!力がないのかな?」っと笑えてしまいました(笑)
ホラー表現は行き過ぎると笑いに変わってしまうと思うのでちょうど良い演出を心がけて頂きたいですね!
☆2/5