ネタバレ映画感想 ファーストマン

デイミアンチャゼル監督とライアンゴズリングのタッグ再びということで、映画ファンだったら内容がどうであれ気になる感じではないでしょうか！

しかし、いままでの面白さを全力でぶつけてくるラ・ラ・ランドやセッションとは違って渋めの映画だったかなと…

映画をよく観る人や評論家の評価は良くて、一般受けはあんまりな感じになるんじゃないでしょうかね。

なんて思っていたら週間映画ランキングで初登場１０位でしたね、

公開館数の多さを考えるとそもそもみんな興味がないんですかね…

悲しいことです。

本編開幕で暗い画面のまま音が流れる感じが、「２００１年宇宙の旅」の始まりっぽくてリスペクトを感じましたね～

多くの時間で人のアップが写されてて緊迫感とか緊張感が凄かった！

観ていて苦しい映画でした…

宇宙系の？ことが全然分からないので、出てくる言葉がいまいちわからなかったりしてちょっと分かりにくい話だったと思いましたね。

しかし、映画のメインになるのは家族との別れや、家族や死とどう向き合っていくのかって感じだったので分からないなりに楽しめました！

特にゴズリングの娘との死別泣き演技がやばかったですね；；

普通に泣かされました…

ほんとに悲しんで泣いている様で悲しみがひしひしと伝わってくる～

っていい演技をみせてくれたのに、話が進めば進むほど、重い展開になってゴズリング演じるニールがどんどん会話や表情がなくなっていって…

最初からそこまでしゃべる人ではなかったけど、あそこまでしぼるなら最後はもっと感情が出るとかしてくれないともったいなかったかな～と

でもラストの夫婦二人がガラス越しにそろって、奥さんの顔がニール側に反射してるってショットはめちゃめちゃおしゃれでしたね～

今回は実話ベースということでしたけど、ちょっと分が悪い感じがしました。

月に最初に行く男の話ということがわかってしまっているので、周りの人間がいくら亡くなっても、ニールは絶対月に行くって思ってしまうと緊迫感が全然なかったですね、

月面到着時の無音演出とか「お～」ってなりはしたんですが、いかんせん行きは緊張感を持って観れず、退屈に感じました。

っと書いてみるとあんまり評価していないような感じがしましたが、観ている時は結構楽しんでいたので良い映画だったかなと！

とにかく緊張感とか仲間が結構亡くなってくとことか苦しい映画でしたが、絶対映画館で見たほうが面白いのは間違いないので観に行って正解でした。

☆３／５